前田裕二『人生の勝算』に学ぶファンビジネスの作り方(1周目)

前田裕二『人生の勝算』幻冬社 2017

石原さとみさんと付き合ってるIT起業家として最近話題になった人で、どんな人かなと思って読んでみました。

ZOZOの前澤さんみたいなイメージもってたんですけど、表紙みるとなかなかのイケメンですね。今29歳だそうです。

SHOWROOMっていうサービスを運営していて、日本のライブストリーミングでは日本一規模になっていて、最終的には分野をひろげて世界一を目指しているそうです。DeNAの南場さんや、AKBの秋元さんにも認められて一緒にサービスをつくっているみたいです。

この本について私からの注意点としては、こういう本をとくに若い人や会社員生活にうんざりして自分で起業したいみたいな人が読むと、こういう華々しい感じに憧れてプログラミングでサービスつくろうとしちゃいがちなんですけど、最初はそれだと難しいので、ネットビジネスで手堅くお金を稼ぐことを優先させてほしいと思います。ただそのネットビジネスをする際にも「どのようにファンをつくっていくか」とか、「どのようにファンとコミュニケーションをとるか」とか、「戦略のたて方」とか、非常に役立つ考え方があるので読んでみるといいと思いました。

この話を読んで私自身としては、今の時代やこれからの時代のファンビジネスのあり方を語っているところが参考になりました。

トップアイドルや事務所所属のアイドルではなく、路上ライブをする人やSHOWROOMでライブ配信するようないわゆる普通の人がこれからの時代では可能性を秘めている話であったりだとか、そういう人たちがいかにしてファンを獲得していくかみたいな話が書かれています。

例えば昔あきらめたおニャン子クラブに入る夢を違う形で追っている50代女性の話とか、AKB48の大西桃香さんが毎朝必ず5:30にライブ配信する話が具体例としてあげられていて、自分としても取り入れたい話がいくつもありました。

コンテンツの質を「クオリティ」よりも「努力する姿勢」「インタラクション」「観客」だと捉えたり、ファンをつくるための要素として「ストーリー」や「共感」などをあげていて、参考になります。

また前田さんのこれまでの仕事の仕方みたいなことも書かれていて、例えば「モチベーションはどんな仕事術にも勝る」「見極めてからやる」「当たり前の努力を人と違うレベルでやる」「どんなに夜遅くても朝5時には絶対にデスクの前にいる」など、仕事する人にも勉強する人にも誰でも、本質というか大事にすべき考え方だなと思って、自分自身、改めて自分の仕事への取り組み方を振り返っています。

内容的にも簡単に書かれているので、すぐ読める本です。